2009'11.29.20:24

おっつかっつ

名刺用


宮部みゆきの「楽園」を読んでいます。
「模倣犯」で出てきたジャーナリスト前畑滋子が主人公です。
面白くてどんどん読み進んでいますが、ひとつ気になることが。

「おっつかっつ」

「模倣犯」の中で何度も出てきて違和感を感じていたこの言葉がまた「楽園」にも登場したんです。
辞書でひいてみると

ほとんど差がつけられないさま。優劣の差がないさま。また、時間などの差がないさま。

という意味だそうです。
宮部作品ではこの言葉はほぼ「年齢の差がない」というときにのみに使われます。
例としては「犯人は私とおっつかっつの年」とか、そういう感じです。

べつに、おっつかっつという言葉自体は意味もわかりますし、使われることに問題はないんです。
私が気になったのは、お年寄りも若い子も同様にこの言葉を使っていること。

そもそも私は普段の会話で「おっつかっつ」という言葉を使うことなんてほとんどありません。
なのに、「模倣犯」の中では70代のご老人から10代の男の子まで「おっつかっつ」と発言するんですよ。
登場人物の誰か、例えば70代のご老人のみが「おっつかっつ」と言っているなら納得できるんですけどねえ。そんなに万人が年が近いことを表現する言葉として「おっつかっつ」を選ぶか!?と。

今回「楽園」の中でも20代の女性刑事が「おっつかっつ」と言ってます。
うーん…。


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あおき

私も時々宮部みゆきを好んで読んでいますが、その「おっつかっつ」が気になって仕方ありません。40代ですが、その言葉も知らなかったし(文学部でしたが)、
模倣犯、楽園あたりでその言葉が出てくるたびにふと、夢中になっていた気持ちがさめるという感覚を味わっています。物語の人物が消えて急に語り部が登場するような。いままた小暮写真館でも出てきた・・・・。なぜあんなに多用するのだろう・・・・。

2013/01/30(水) 11:37 | URL | [ 編集]

miz

返事遅くて申し訳ないです。
やっぱり!そうですよね。
誰か宮部先生に「おっつかっつが出てくると冷める」と教えてあげて欲しいです…。

2013/02/25(月) 02:12 | URL | [ 編集]

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