2016'02.15.17:09

うーん

私が描いているものは面白いのだろうか。
仕事が進まないので逃避して今月行ったお芝居のことなど。

●ハイバイ「夫婦」

ハイバイはここ3年ほど東京でやっている公演は見ています。
私の一押し劇団と言ったらハイバイです。
気まずいリアルさでは右に出るものなしの劇団かと。
あと出てくるお父さんが嫌な人に描かれることでも右に出るものなし。
今回の公演は新作で作・演出の岩井秀人さんのご両親のお話しでした。

開演前のBGMに「リバーサイドホテル」が流れていて。
前に見た、やはり岩井さんのご家族がモデルと思われる「手」という作品中でお父さんのカラオケの十八番曲でした。

今回の「夫婦」は岩井さんのお父さんが亡くなられたことがきっかけで書かれた作品だと思います。
内容はご両親に関する手記といった感じでしょうか。

「お医者さんでさえ病気になったら医療ミス的なことされたりするのか、怖い」とか「あの時代の男の人ってああいう家庭を顧みない人多いよね」とか、お芝居というよりドキュメントを見たような感想を持ちました。
まだ岩井さんの中でも整理ついてないんじゃないのかなあ。
その分今でしかできない臨場感があったかと。

お母さん役は山内圭哉さんで強面でたまにスカートから刺青が見えたりするんですが、頼りなげではかなげなとても可愛らしい女性に見えましたね。
ハイバイではお母さんはいつも男の人が演じるみたいなんですが、コミカルでありながら可愛く見えてくるのがステキ。
お父さん役は「手」でもお父さんを演じてらっしゃった猪股俊明さんで、お父さんに再会した気分になりました。

再演の時に岩井さんの中で演出がどう変わるのかすごく見てみたいお芝居でした。


●東京No.1親子「あぶりしゃくりのブリガンテ」

ここのところ結構、福原充則さん作・演出作を追っかけて見ています。
いくつか彼の作品でそんな展開になるのか、と圧倒されるものを見たもので。

しかしながら。
時に私には難しい作品もちらほら。

今回もちょっとよくわからなかった。どう判断してよいやら。
佐藤B作さん、銀平さん親子と安藤聖さんの3人芝居。
強権的で不正を何とも思わないらしい父と売れないボクサー(ボクサーにも売れる売れないがあるらしいですよ)の息子、その彼女の話でした。

プロット展開としては、途中すごくワクワクするところもあって、流石と思ったんですけど。
正直、父がそんなに悪い人に見えなくて。
途中途中でメタな佐藤B作&銀平の親子ケンカが入ってくるんです。
仲良くケンカして笑いをとっているのですが、そのせいで物語の中の父親の悪い人という印象が全く無くなってしまう。
怖さもない。

うーん、と思って他の人のレビューなど見てみたのですが、父殺しの話と言ってる方がいて、それもどうなのかな、と。
息子が父を怖がっているとは思えず、越えようと思っているようにも見えず。

全体的にぼんやりしていた気がします。
お父さんがもっとゲスな怖い人に描かれていたらなあ。

福原さんお得意の名言は沢山ありました。
「全てのことは過去になっていくんだから、時間は過去に向かって進んでいく」理論は面白かった。
役者さん3人もずっと叫びっぱなしで熱演でした。

劇団先行でチケット取ったら最前列で、ホントに1m前で役者さんを見れて嬉しかったんですが、駅前劇場の最前列、背もたれが無い…。ちょっと辛い…。


そんな感じで今年初の観劇でした。
今年も月に1本ぐらい見たいなあ。

さあ、ネームに戻ろう!

雑記トラックバック(0)  コメント(0)
Next |  Back

コメントの投稿












 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL

Copyright © ダム人間雑記. All Rights Reserved.